火曜日, 4月 18, 2006

想い出… Part.1

いや、最近ダメですね。
またまた隔日更新っス…。
大学始まると思うように時間を確保できないものですね。
ま、言い訳はこのくらいにして…。
今日は元カノとの想い出でも綴ってみようかな。

元カノとの出会いは浪人時代。
某大手予備校の河○塾で同じクラスだった彼女。
クラス対抗でバレー大会をやった時から話すようになった感じ。
浪人時代初め、私はあまりちゃんと勉強してなかった。
他方、彼女はひた向きに勉強してた。
同じ大学を目指してたのに自分が情けなかった。
だから私には彼女が輝いて見えた…。
あくまでも、当時は『尊敬』だと思ってたけどね。
ま、そんな彼女に影響されて私は夏休みから彼女と
自習室の1番乗りを競って朝早くから夜遅くまで勉強した。
起きてる時間はほとんど彼女と一緒に勉強してたな。
朝は最初に会って、夜は最後に別れる、そんな毎日。

そんなある日、講師室で質問待ちの列に一緒に並んだ時のこと。
彼女の中学時代の元カレの話を聞いていた。
まず、元カレがいたことにショックを受けた。
さらに、元カレの酷い話を聞いていたのに、その後、

「でも、いい奴やったんよ」

この言葉がもの凄く重たかった。
もの凄くショックだった。
私はこの時気付いた。

「私、この子が好きなんだ…」

これが自分へのカミングアウトの瞬間でもある。
2、3ヶ月悩んだけどね。
同性愛者の自分を受け入れられなくて…。
でも、やっぱ彼女を想う気持ちに嘘はつけなかった。
1月、自分の気持ちを伝えるメールを彼女に送ろうとして
メールを作成し、あとは送信ボタンを押すだけ。
しかし、そこまで作って消した。
そんなことを繰り返す日々…。
センター試験を控えた大事な時期に当惑させたくなかったから。
それに、告白は面と向かってすべきだと思ったから。
全ての受験が終わるまで待つことにした。

3月上旬、私は今の大学の合格を決める。
志望校ではないけどね。
彼女も同じ大学を受験した。
センター試験、そこそこ余裕のある点数だった私と、
ギリギリの点数だった彼女。
二次試験が勝負だったが、合格発表の日、
発表時間を何時間も過ぎても彼女からの連絡がなかった。
夜、彼女から不合格の知らせが届いた。
彼女とのキャンパスライフは夢で終わってしまった。
しかし、そんなことより彼女が心配だった。
彼女は精神的に強いとはとても言えない。
案の定、酷い落ち込み様だった。
そりゃもう自殺するような勢いだった。
滑り止めの大学の合格も、入学金の前納期間を超えてしまい、
棒に振ってしまった。
後期試験も失敗した彼女。
センター試験の点数だけで行ける私立大学に慌てて出願。
この頃は彼女の人生で最悪の日々だっただろう。

3月23日、予備校の合格記念パーティー。
彼女は慌てて出願した大学の合格発表を翌々日に控えており、
更に、受験に失敗したショックから参加しないと言った。
「学友の写真は残したいから」と私にだけ会ってカメラを託す。
その時、おそらく会うのはこの日が最後だろうと告げられた。
ショックで涙が溢れ出た。
1番辛いのは彼女なのに…。私が泣いてはいけなかった。
でも、涙を抑えられなかった。
彼女はただ「ごめんね」と繰り返すだけだった。
彼女と別れ、私はパーティーに参加。
その間に告白することを決意した。
夜、彼女と会い、カメラを渡す。
そして、話したいことがあるからと、勉強に煮詰まった時に
よく行っていた場所へと移動する。
そこでストレートに気持ちを伝えた。
30分切り出せなかったけどね。
意外にも彼女は即答で「yukaなら…」と言ってくれた。
嬉しくて思わず抱きしめてしまった。

翌々日、彼女から電話が。
合格したらしい。
嬉々として話す彼女に対し、安堵から泣いた私。
さすがに彼女も驚いていた。
でも、彼女に元気が戻って凄く嬉しかったから…。

やっぱり気持ちを伝えるのは大切だね。