告白

私には好きな人がいます。
一ヶ月くらい前に告白して見事にフラれました。
ノンケの女の子で、同じ大学の元サークル仲間Ｍ。

３月３日に会う約束をして、彼女の運転で食事へ。
場所を選んで告白するはずが、場所を決めかねてると…、
「とりあえずyukaの部屋行く？」
こうなったら自分の部屋で告るっきゃないやん！
雰囲気とか考えたかったのに…。
でもね、運転していただいている以上、イヤとは言えんのですよ(--;)
告白するなんて相手は思ってもないんやし。
そして２人で私の部屋へ。
この日、バイトの都合で３時間しか会っていられる時間が残ってなかったＭ。
いきなり告白ってのも言い出しにくくてとりあえずアルバムを見せたら…、
一冊のアルバムを２時間かけて見た！！
普通の高校時代以降の写真をまとめたアルバムよ？
１ページ１ページ必ず何かの写真にＭはコメントしてた。
どんだけコメントあんのさ？笑
って、もうほとんど時間ないやん！！と気づく私。
この日ね、「聞いて欲しいことがある」って言って会うことにしたんだよ？
食事とアルバムに４時間、目的に１時間。どうなの？笑
まぁ、仕方がないから「そろそろ話聞いてもらっていい？」と私。
「あっ、ごめん！それが目的やったんやん！」とＭ。
ま、そういうところがかわいいんだけどね〃＾-＾〃
そんなことはいいとして、Ｍにはカムしてあるから、
Ｍもその日の話が恋愛の話とは感づいてたと思う。
でも、まさか自分とは思ってないだろうから、
少しでも衝撃を和らげようと範囲を狭めていこうと思った。



本当に思ったんですよ。



私「実はね、今、好きな人がいるんだよね」
Ｍ「ふーん^-^　私会ったことある？」
私「ま、あるっちゃあるかな(鏡ん中やが)」
Ｍ「おぉっ♪」
コイツ何か誤解してる。
そう感づいた私に焦りが生じる。
私「すっごくいい奴で、かわいくて仕方がないんだよね」
Ｍ「うんうん^-^」←惚気と思ってる。

…………どうしよう。

私「ごめんね、こんな話して(焦)」
Ｍ「ううん、いいよいいよ」←分かってない。

……………まずい。

焦りで思考がストップした私は……
「実はね、Ｍのことなんだよ！！」

Ｍ「………うぇぇええっ！！！」

こんなに驚く人間を初めて見ましたよ。笑
ま、私も悪いんだけどね。
彼女の手、すっげえ震えてたから、よほど驚いたみたい。
そりゃそうだよね。
彼女のなかでは親友Ｓで合点してたんだから。
そしてストレートに言ってしまった私。
驚くわな。笑
でも、手を震わせて同様してる彼女を見てちょっと反省。
あまりＭが悩まないように、

「自分、女やし、Ｍが女の子に告られても困るって分かってる。
だから、断られるのは覚悟の上だよ。
正直に無理なら無理って言ってくれたらいいんだからね。
うちに気を遣ったりする必要はないからさ」

と笑顔で言ってみせた。
そしたらＭは

「いや、そんなん言わんで(そんな風に言わないで)。
告白とかそういうん久しぶりやったし、
直接言われたんは初めてやったでちょっと驚いただけやでさ」

ええ奴やなぁ♪

何気に惚れ直してしまった私(汗)
って、そうじゃなくて、
結局この日は返事を急がせるのは気が引けたから、
何日かかってもいいから、考えてもらうことにしてＭはバイトへ。

＝＝＝＝＝＝＝その日の夜＝＝＝＝＝＝＝

とりあえず、カムしてある友達に告白したことを報告。
そうしたら、みんな温かいメールをくれた。
友人Ｔは電車の時間がない上に、雨が降っているという状況の中、
自転車をこいでケーキを２個、届けてくれた。
その他、友人２人が私の部屋に駆けつけてくれた…。
友達の有り難味を感じた瞬間だった。

＝＝＝＝＝＝＝　　３日後　　＝＝＝＝＝＝＝

友達といる時にＭから電話が。
席を外して電話に出ると、やっぱりフラれた。
「異性愛とか、同性愛とか、どんな形があってもいいと思う。
でも、自分はって考えたら、女の子はどうしても
お姉さんとか、お母さんってイメージで止まっちゃうんよね」
Ｍはそう説明してくれた。
その時はＭに気遣って平気そうな声で話してた。
彼女は私の気持ちが強いとは思ってないかも。

でも、友達と別れて部屋に戻ってから泣いたんだよ。
心配したＳが部屋に来てくれたけど、彼女の前でも涙が出た。
人前では泣かないタイプなのに。
後悔はない。でもショックはあるよ。当然だよね。

＝＝＝＝＝＝＝　　その後　　＝＝＝＝＝＝＝

今でもやっぱりＭが好きって感情は残ってる。
でも、前を向かなきゃね。
自分に強制的に前を向かせる意味も込めて、
あるオフ会への参加を決めた。
いい出会いが待ってるといいな☆